カプコンの辻本春弘社長【拡大】
カプコンが、ソニーの据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」とパソコンで同時にインターネットを通じて対戦プレーが可能な格闘ゲームを開発していることが8日、分かった。わずかな操作の遅れが勝敗に直結する格闘ゲームでゲーム機とパソコンが乗り入れるのは初めてで、ソニーが開発に協力している。ハードの垣根を越えた対戦はユーザーの要望も大きく、ゲーム業界全体への広がりも期待される。
カプコンの辻本春弘社長が産経新聞のインタビューで明らかにした。開発しているのは人気シリーズの最新作「ストリートファイター5」で、PS4とパソコン向けに発売する。その後、別のゲームでもゲーム機とパソコンの相互対戦を検討する可能性がある。
これまではゲーム機メーカーが顧客を囲い込むために、パソコンや他のゲーム機との同時対戦に消極的だった。PS4とパソコンの性能差や通信環境の相違など克服すべき課題は多いが、辻本社長は「ソニーの協力が得られたのが大きい」と話している。