改装するのは小規模婚礼や少人数の食事会に使用されていた約90平方メートルの宴会場「ローズルーム」と「オーキッドルーム」。世界各国のVIPやグローバル企業の経営層に訴求するため、内装は重厚感を意識し、主に学会や研究会、ミーティング用需要を開拓する。このほど完成したローズルームのコンセプトは洋上のカジノ。ルーレットをイメージさせる赤と黒を基調とした空間に、30人掛けの白い大型テーブルを配置した。
ローズとオーキッドでは情報インフラの充実を図った。その一環として「スマートプレゼンテーションシステム」を導入。会議の出席者の資料を一括管理し80インチの大型モニターに投影できるようにした。また、会議用の電源やLAN(域内情報通信網)を備えた大型テーブルなども導入した。
館内でも通信基盤を拡充。ホテルと企業をつなぐネットワークのセキュリティーを強化するほか、宴会場間の中継や通信を容易にする機能も向上させる。
MICEの定義は一般的に外国人向けだが、同社では国内法人の案件も組み入れている。受注金額は11年から一貫して上昇しており13年は約7億円。15年は9億円を目指す。(伊藤俊祐)
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【会社概要】東京ヒューマニアエンタプライズ
▽本社=東京都港区台場1-9-1
▽設立=1991年3月
▽資本金=1億円
▽事業内容=ホテル業