「空のえきそ・ら・ら」で開かれたヨーグルト乾杯セレモニー(小美玉市提供)【拡大】
茨城県中南部の小美玉(おみたま)市は生乳生産量が約3万4000トン。県内生産量の2割を占めています。そんな酪農の町で「乳製品で乾杯を!」という条例が制定されました。市内でのパーティーや会食などでは乾杯の際には牛乳やヨーグルトなどの乳製品を使おうというものです。
今年6月、美野里酪農業協同組合の朝倉実行・組合長が市に提出した陳情書がきっかけです。組合に加盟する市内の酪農家を応援し、乳製品の積極的な摂取で市民の健康づくりに一役買いたいとの思いからです。さっそく条例案が作られ、12月の市議会で可決されました。
「乳製品で乾杯」の普及活動はすでに行われています。陳情直後の7月、茨城空港近くにある同市の「空のえき そ・ら・ら」ではヨーグルト乾杯セレモニーが行われ、9月には市内の男女400人が集まった合コンでもヨーグルト乾杯が採用されました。今後は市内の約60の飲食店の協力を得て、さらに広げていく予定です。
朝倉さんは「お酒の前にまず1杯のヨーグルトで、健康増進に役立てて」と話します。飲酒前の乳製品の摂取は悪酔い防止になるともいいます。忘年会や新年会の季節、あちこちでヨーグルトを手にした「乾杯!」の声が響きそうです。
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【プロフィル】牟田祥子
むた・あきこ 元NHK(水戸・首都圏)リポーター。現在茨城県内を中心にフリーアナウンサーとして活動中。
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