【郵便局の挑戦】(9)駐車場共用で集客に効果 全国初、イオンとコラボの局舎 (1/2ページ)

2014.12.26 05:00

 東日本大震災で市街地全体が大津波にのまれた岩手県陸前高田市。漁港近くにあった米崎郵便局は、局舎が跡形もなく消えた。7月に完成した新局舎はスーパーとのコラボレーションを試行した全国初の郵便局として本社も注目している。

 職員わずか3人の米崎郵便局は、震災の8カ月後に内陸部に建てた仮庁舎で営業を開始したが、新局舎の建設計画はなかなか具体化しなかった。そんなときに被災地復興のために米崎町に進出を計画していたイオンから「一緒にやりませんか」と打診があった。

 イオンは郵便局の集客力と利便性向上を考えて駐車場の一角に誘致したいと考えた。新局舎の建設地が未定だった米崎郵便局にとっても、スーパーと隣接すれば集客効果が期待できる。最大の魅力は300台以上も収容できるイオンの駐車場が使えることだった。黄川田正洋局長はすぐに本社にかけあって了承を取り付けた。

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