トーマツ企業リスク研究所(東京都千代田区)は7日、2014年に実施した企業のリスクマネジメント調査に関する結果を発表した。
それによると、優先すべきリスクの中で最も多かったのが「情報漏洩(ろうえい)」で、13年調査の2位から順位を上げた。ベネッセコーポレーションによる顧客情報流出事件が大きな影響を与えたとみられる。
情報漏洩と回答した企業の割合は31%。前年比で3ポイント上回った。2位は「子会社ガバナンスにかかわるリスク」。マクドナルドの仕入れ先だった中国の食肉加工会社が、使用期限切れ鶏肉を使っていた問題が発覚したこともあって、「製品、サービス品質のチェック体制の不備」も増加した。
調査は今回が13回目で、1社につき最大3項目まで選択できる方式を採用。14年に開催したセミナーの出席者239社から回答を得た。