東京オートサロン2015で展示されているマツダの「CX-3」=9日、千葉市美浜区【拡大】
ホンダは人気ブランド「サマンサタバサ」がデザインしたピンク色のSUV「ヴェゼル」を披露。トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」は、レース車両の上からつるした60本以上のヘッドホンで走行音などを聴ける演出を披露している。
クルマ好きが集まるオートサロンは新規の顧客獲得にうってつけだ。
ただ、自動車メーカーが注力するのはそれだけではない。レクサスインターナショナルの幹部は「オートサロンは既に単なるカスタムカーのイベントではなく、車文化を盛り上げる祭典になった。展示内容を工夫しながらクルマへの情熱、関心を呼び覚ましたい」と話す。今後の国内市場の縮小を踏まえ、各社の試行錯誤が続く。