--インフラ関連の製品を取り扱う環境・ライフライン事業の課題は
「汎用(はんよう)品事業の徹底的な効率化を図り、トータルコストを引き下げることが喫緊の課題だ。その一環として東京工場(埼玉県朝霞市)を3月に閉鎖して、生産・物流体制の再編を図っていく。キーワードは地産地消。東日本大震災の本格的な復興需要に対応し、4月から仙台で上下水道用塩ビ管の新工場を稼働させるのは象徴的な事例だ」
--高機能プラスチックスについては、海外需要が拡大している
「自動車ガラスの中間膜は米国が調子がよく、中国でも需要が拡大している。このうち中国向けの高機能タイプについては日本からの輸出で対応していたが、蘇州にある工場の2ラインのうち1ラインを遮音タイプが製造できるように改良する。また、生産効率の向上につながる半導体の接合剤などさまざまな製品を開発してきたが、外部のパートナーと組んで用途開発を進め事業拡大につなげる年だと認識している」
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【プロフィル】根岸修史
ねぎし・なおふみ 早大政経卒。1971年積水化学工業入社。取締役、常務、副社長などを経て2009年3月から現職。愛媛県出身。