大林組社長白石達さん【拡大】
--創業の地であり、長らく本拠を構えてきた大阪での事業展開は
「10年に登記上の本店を東京に移している。ただ、建設会社としては大阪では大切に扱ってもらっており、大きな工事案件を数多く手掛けるなどして、それなりの役割を担ってきた。大阪での事業をおろそかにするつもりはなく、最近も大阪市の中心部にあるメガバンクのビルの建て替え工事を受注したばかりだ」
--15年6月で、社長就任から丸8年となる
「社員がどう思うかにもよるが、透明性や公平性の高い組織になり、会社はすっかり変わったと思う。また、09年の『ドバイ・ショック』による業績悪化を切り抜けられたのは、とても大きな自信になった。次世代の経営者には、日本の建設投資の展望を把握した上で、大林組はどうすべきかという観点からリーダーシップを発揮していってほしい」
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【プロフィル】白石達
しらいし・とおる 東大工卒。1971年大林組入社。取締役、常務として東京建築事業部の副事業部長を務めた後、専務となり同事業部長。2007年6月から現職。大阪市出身。