ホンダ新型セダン「グレイス」は“万全の品質” HVだけ展開した理由は? (3/3ページ)

2015.2.1 07:00

発表会でお披露目されたホンダのセダンタイプのハイブリッド車「グレイス」=平成26年12月、東京都港区

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 --部品を共通化しているフィットとはどう違うのか

 「基本のプラットホーム(車台)はフィットと同じだが、当然ながら質感やデザインは違う。一番こだわったのは後部座席の乗り心地の上質さ。膝回りがゆったりとできる空間を作った。そこでフィットと差別化を図っている」

 --ホンダのHVはフィットのリコールでイメージダウンした

 「フィット、ヴェゼルのリコールではお客さまに多大な迷惑をかけた。二度と起こさないように開発体制、品質管理体制を変更した。グレイスも基本的にはフィット、ヴェゼルと同じHVシステムを搭載しているが、今回のリコールで判明した問題も含めて全てのテスト項目を見直し、万全の品質で発売する。もう大丈夫だ」

 ひろせ・としかず 平成元年入社。米国で北米機種の設計開発に携わり、帰国後、2代目フィットなどのインテリア責任者を務める。平成26年4月からグレイスの開発責任者。

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