造船重機大手全5社が増収 14年4~12月期 三菱重など3社減益

2015.2.5 05:00

 造船重機大手5社の2014年4~12月期連結決算が4日出そろった。円安効果に加え、船舶海洋部門やプラントなど社会インフラ事業が堅調に推移し全社で増収となったが、客船事業や構造改革費用で特別損失を計上している三菱重工業をはじめ、IHI、三井造船の3社は最終減益だった。

 同日14年4~12月決算を発表した三菱重工業は、事業統合効果のあったフォークリフト事業や、中国、欧州で好調に推移した空調機事業の売上高が増え、増収、営業増益となった。

 モーターサイクル事業などが伸びた川崎重工業、精密機械や建機などが堅調だった住友重機械も増収増益だった。

 一方、IHIは、ボイラーや航空エンジン事業などが堅調で営業利益は4~12月期として過去最高となったが、前年同期に子会社のIHIメタルテックの圧延機事業分離による特別利益を計上した影響などで最終利益は減少した。

 三井造船は、海外プラントの採算悪化などがあり、減益決算となった。

 15年3月期通期の業績見通しは、円安効果などが続くことから、川崎重工、IHIが売上高、営業利益を上方修正した。

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 ■造船重機大手5社の2014年4~12月期連結決算

 (売上高/営業利益/最終利益)

 三菱重工業 2兆6833(18.6)/1716(29.9)/711(▲9.0)

 川崎重工業 1兆164(10.3)/603(30.9)/449(92.8)

 IHI 9740(11.8)/456(33.9)/268(▲14.1)

 三井造船 5579(26.4)/103(▲40.0)/92(▲12.0)

 住友重機械工業 4667(10.1)/340(82.6)/218(95.3)

 ※単位:億円。カッコ内は前年同期比増減率%、▲はマイナス

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