Wi-Fi(無線LAN)自動選択機能や5個まで保有できるメールアドレスなどの現行サービスに加え、付加価値サービスを拡充し、顧客の新規獲得を強化する。また、遠隔対面応対システムなどアフターサービスも拡充し、法人向け営業も強化。現在8%程度のISP市場シェアを最大20%程度まで引き上げる。
ビッグローブは昨年3月に株主がNECから日本産業パートナーズ(JIP)に変わり、経営基盤強化を進めている。今年1月にはNEC出身で携帯販売会社の経営に携わってきた中川勝博社長が就任し、ビッグローブ光の提供を見据えた営業力強化策を検討してきた。
3月には「プロジェクトリーダー制度」を導入する。各リーダーには数値目標を課して“個人商店”単位の創意工夫を生かす態勢を試行。成果主義を重視した報酬・人事制度に改める。