NTT西日本が開発した「ハートビートメモリー」=大阪市北区【拡大】
NTT西日本は、録音した心臓の鼓動を手で感じたり、遠隔地に送信したりする新たなコミュニケーションツール「ハートビートメモリー」をNTT研究所と協力して開発した。「スマート光ハートビートプロジェクト」として昨年6月から取り組んできたもので、年内にも商品化してスマートフォン用に売り出す。
ハートビートメモリーは、スマホに接続した聴診器で心音を取り込み、雑音除去や増幅処理をした上で記録。ハート形の装置を握ると、その人の心臓の鼓動を感じられる仕組みだ。胎児の心音や恋人同士のときめきなど、さまざまなシーンで感動を共有するツールとして売り込みたい考えだ。
商品化の際にはソフトウエアと聴診器、増幅器のほか、用途別のアプリ(応用ソフト)をセットにする。100人のモニターにテストしてもらい、寄せられた意見も商品に反映する。
また、全国の1万人から収録した心音を基に、歌手の大塚愛さんが作曲した『エンド・アンド・アンド~1万人のハート~』を、大阪市北区で開いたライブで披露。NTT西日本の村尾和俊社長は「1万人の思いやドキドキを集めた。最先端のICT(情報通信技術)で感動を伝えるのがわれわれのミッションだ」としている。