コンビニエンスストア大手のセブン-イレブン・ジャパンでは人気観光スポットに近い、浅草雷門前店で免税売り上げが春節前後に倍増。ディスカウントストア「ドン・キホーテ」でも医薬品や化粧品中心に、免税売り上げが前年の5・7倍に達した。訪日外国客向け販売好調を受けて、子供服ブランド「ミキハウス」を展開する三起商行(大阪府八尾市)は全従業員に総額約3億円の臨時賞与を支給する方針だ。
昨年4月の消費増税後、国内消費は低迷が続いており、百貨店各社は外国人客にダイレクトメールを送るなど顧客の囲い込みに動いている。小売り各社の業績のポイントとして、SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは「訪日客の盛り上がりを恒常的なものにする必要がある」と指摘している。