NTTドコモは23日、自宅の鍵の紛失やトイレ故障といった生活トラブルの解決や、家事代行を優待価格で利用できる「家のあんしんパートナー」サービスを3月1日に開始すると発表した。携帯電話と光回線を組み合わせて3月から提供する「ドコモ光」に合わせた新サービスで、顧客との接点を深耕し、ビジネス領域を広げるのが狙い。「暮らしを24時間サポートする企業を目指す」(加藤薫社長)という新戦略の第1弾となる。
あんしんパートナーサービスは、「生活救急車」のブランド名でサービス展開しているジャパンベストレスキューシステム(JBR)との提携事業。月額486円を支払えば、JBRが提供する約40種類の家事サービスと、生活トラブルのサポートを優待価格で利用できる。
家事サービスは、壁掛け型エアコンの清掃が8267円など、通常料金の3割引きで利用可能。生活トラブルについては、60分以内の作業費と出張費が無料。ドコモ契約者以外の申し込みも、夏以降受け付ける。