「光卸」NTT東西で異なる競争戦略 収益改善へ次の一手は? (3/4ページ)

2015.2.25 07:04

NTT東日本・山村雅之社長

NTT東日本・山村雅之社長【拡大】

  • NTT西日本・村尾和俊社長

 --要員の再配置も必要だ

 「営業のなかに、いままで行けなかった顧客を開発する部隊を作る。24時間保守など中小企業向けの付加価値サービスも充実させていく。卸向けに受付部隊の拡充を急ぐ。3月1日には大変な申し込みが来る。4月以降には市場の変化が見えてくるので、次のステップをどうするか考えていく」

 □NTT西日本・村尾和俊社長

 ■相談部隊編成し積極的に契約獲得

 --異業種との提携を推進する「スマート光戦略」を展開しているが、光サービス卸との位置づけは

 「自前主義を捨ててアライアンス(企業の提携)で新しいサービスを作り、新たな価値を提供するのが『スマート光戦略』だ。光回線とICT(情報通信技術)を組み合わせて、介護事業者や自治体などとの協業事例がある。光サービス卸もスマート光戦略のツールとなる」

サービス開始で先行しているのは通信事業者だが…

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