報道各社の取材に応じる日産自動車のホセ・ムニョス副社長=27日、横浜市(田村龍彦撮影)【拡大】
日産自動車のホセ・ムニョス副社長(北米統括)は27日、主力の米国市場で2016年度の目標としているシェア10%について「自信を持っている。日産は著しく成長している」と述べ、達成可能との見方を示した。現地で最大のスマーナ工場(テネシー州)の生産能力を65万台に拡充したほか、日本や韓国などからの輸入でまかなう考えだ。
横浜市の本社で産経新聞などの取材に応じた。
ムニョス氏は、日本勢として米国でトヨタ自動車に次ぐ2位を維持してきたホンダを追い抜くことについて「自信がある。凌駕(りょうが)するのに疑いの余地はない」と述べた。
日産の14年の米国販売は前年比11%増の約138万台、シェアは8.4%で、ホンダ(9.3%)に迫っている。スポーツ用多目的車(SUV)「ローグ」などが好調で、15年後半にはピックアップトラック「タイタン」の新型車を投入する計画だ。
円安によって日本で生産した車両を米国に輸出しやすくなっており、ムニョス氏は「調達能力の柔軟性は無限にある」と説明。日本からの部品の調達にも前向きな姿勢を見せた。