スカイマーク機【拡大】
スカイマークは、「ドル箱」とされる羽田空港の発着枠を1日36往復分持つ。もし他の航空会社が支援企業となり、スカイマークの羽田発着枠を影響下に置けば、ANAグループの戦略にとってマイナスに働きかねない。「防衛上、何らかの行動をする必要があった」(前出の幹部)という。
共同スポンサー選びが盛り上がる中、再建にあたっての最大の不安の種は、超大型機「A380」の購入契約解除をめぐりエアバスから求められた7億ドル(約840億円)の違約金問題だ。現状、違約金は「額未定」としてスカイマークの負債総額(約710億円)には含まれていないが、エアバスは今後、最大規模の債権者となる可能性がある。
共同スポンサーの支援策も盛り込んだ再生計画案は6月下旬の債権者集会で債権者の同意を得る必要がある。スカイマークとエアバスが折り合えなければ、再生手続きそのものが崩れかねない危うさをはらむ。