会見後、握手を交わすユニーグループ・ホールディングスの佐古則男社長(左)とファミリーマートの中山勇社長=10日午後、東京都中央区(川口良介撮影)【拡大】
コンビニエンスストア3位のファミリーマートと、同4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングス(GHD)は10日、両社が合併して新たな持ち株会社を設立し、コンビニ事業とスーパー事業を傘下に置く形で経営統合を目指すと正式発表した。
新体制には来年9月の移行を目指す。10日、経営統合に向けた協議の開始を決め、両社の間で覚書を締結した。名称や本社の所在地、ブランド名などは今後、協議するとしている。
具体的には、ファミマを存続会社、ユニーGHDを消滅会社とする吸収合併を行い、持ち株会社とする。ファミマからは事業部門を切り離し、サークルKサンクスと合併させてコンビニ事業会社として、持ち株会社の傘下に入れる。スーパー事業も、持ち株会社の下の置く。
両社は同日午後6時から、東京都中央区のホテルで社長が出席して会見する。