また、何度も訪問して信頼関係を構築した上で「実は他社でこんな事業承継があったんですよ」と、話を始めることもある。同業者の動きはどの経営者も気になることから、耳を傾けてもらえることが多いという。
一方、地主への提案では、ストレートに「提携しているコンサルティング会社には相続相談のサービスもあり、相続税の試算に興味はありませんか」と聞いてみる。多くの地主は関心が高く、試算の依頼は多い。
コンサルティング営業に力を入れることで取引先の悩みを解決し、信頼を積み重ねていく矢澤氏。今後の目標については「コンサルティング能力を向上させるため、中小企業診断士の資格を取得したい」と話した。
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(編集協力)近代セールス kindai-sales.co.jp
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【プロフィル】矢澤謙一
やざわ・けんいち 2002年亀有信用金庫入庫。早稲田支店、本店融資係、総務部採用研修課、高州支店などを経て、11年7月から八潮支店勤務。モットーは「脚下照顧」。