イカナゴのくぎ煮の発送に便利なレターパックをアピールする明石郵便局の南本道寛局長(左)と高橋健二副局長【拡大】
「今季は不漁の見込みだ。うちのエリアが営業努力で引っ張っていかなあかん」。南本局長は1月末、管内の局長を集めてげきを飛ばした。漁獲量が少なく高値となれば、くぎ煮を送る人も減りかねない。
それを食い止めるためレターパックの販促はがきを、2月26日のイカナゴ漁解禁直前に全戸へ配布。また配達員が例年より積極的に「声かけ」を行ったほか、局のロビーで毎日試食会を開きムードを盛り上げた。こうした取り組みが奏功、解禁後2週間の引受数は前年同期比20%増と好調な出足となった。
今月14日には親子が自慢の味を競う「くぎ煮コンテスト」を催し、旬後半に向けてもう一押しする。「郷土料理の継承に貢献することで、先輩たちが育てたビジネスの発展にもつなげたい」と南本局長は意気込む。