KDDIが始める血液検査サービス「スマホdeドック」の検査キット。検査結果や医学的アドバイスをスマホで確認できる【拡大】
KDDIは16日、専用キットを使い自宅で血液検査ができる新サービス「スマホdeドック」を来月から始めると発表した。健康ニーズの高まりを背景に携帯電話各社がヘルスケア分野に注力する中、医学的な検査サービスに踏み込み、長期的な収益増やスマートフォン利用者の拡大を図る。
同サービスは医療機器ベンチャーのリージャー(東京都中央区)、板橋中央総合病院グループの臨床検査会社アイル(同板橋区)と共同で実施。指先から採取した血液を郵送すれば、約1週間後に血糖値、肝機能など14項目の結果や、数値に応じたコメントをパソコンやスマートフォンなどで確認できる仕組みだ。
来月から全国22の自治体・健康保険組合で最大24万人に提供、個人利用も夏から1回4980円(税抜)で受け付ける。KDDIの加入者以外も利用できる。
KDDIは今後、がんの発症リスクや遺伝子などの検査にも広げる方針で、新規ビジネス推進本部の岩崎昭夫部長は「スポーツ支援のアプリ(応用ソフト)などと組み合わせ、健康管理全般のサポートにつなげたい」と発表会見で述べた。
同分野ではNTTドコモが心拍数を計測するウェアラブル端末を手がけ、ソフトバンクも体組成計のデータ管理サービスを提起要するなど、スマホとの連動サービスを増やしている。