大人の男性にもターゲットを向けている。それが「HELLO KITTY MEN(ハローキティメン)」だ。成人女性にもファン層を拡大する女児向けキャラクターのハローキティを、大人の男性向けのアイテムに取り入れるプロジェクト。飛び散ったインクやかじられたリンゴの陰影、白い線で描くうずまき模様がハローキティに見えるようなデザインを、スマホケースやマグカップに描いた商品を開発した。
大人向けでは、ハローキティに負けず、世界で人気のドラえもんとコラボレーションする「DRAEMON × HELLO KITTY」も登場する。どちらも子供向けといった印象のあるキャラクターだが、ともに40年以上の歴史を持つだけに、ファン層は高い年齢にも及んでいる。サンリオは今後、今も現役のキャラクターをスタイリッシュにアレンジして、20代から30代の男女を中心に売り込んでいくという。
現れては消えるのが“宿命”のようなキャラクター界で人気を得て、それを継続させる苦労は並大抵ではない。世代を広げてターゲットを拡大することで、いくつものキャラクターを長く育て続けてきたサンリオの動きから目が離せない。