UCCの「コーヒーアカデミー東京」では、専門家によるドリップの実演なども行われる=9日、東京都港区(平尾孝撮影)【拡大】
UCCホールディングスは9日、コーヒーについてのセミナーや展示、各種プレゼンテーションが行える複合施設「UCCコーヒーアカデミー東京」を16日に、東京本部(東京・新橋)にオープンすると発表した。コーヒーブームを背景に「新たに、幅広いコーヒーの楽しさを提案していく」(上島達司会長)狙いだ。
同施設は一般消費者、外食のスタッフ、カフェなどの開業を目指す人や、プロのコーヒー職人までの幅広い層を対象に各種プログラムを展開する。焙煎の体験やテイスティングといったコースに加え、コーヒーと、アイスクリームやスイーツなどとの組み合わせのセミナー、各種コンテストで入賞した抽出・ドリップの専門家による実演なども行う。セミナーは有料だけでなく、無料のものも用意される。
同社は2007年に神戸市に同様の施設を開設しており、東京が2カ所目。東京では今年度は1万人の受講を目指す。