--日台間の人的交流も進んできた
「観光面が盛んになってきた。昨年は台湾から約280万人が日本へ、日本からは約140万人が台湾を訪れた。台湾にとっては日本からの集客拡大が課題で、台湾新幹線の利便性や地域ごとの魅力の発信などが必要だ」
--日本の地方自治体との交流も深めている
「日本は地方創生に積極的だが、地方は将来、自分の地域内だけでなく外に出ていくことを視野に入れるだろう。ここで台湾としても協力したい。秋田県や広島県と観光面などで現在協力している。日本の各自治体からの要請があれば、中長期的には観光促進や台湾とを結ぶ航空路線の就航などで十分な協力をしていく考えだ。今後数年で両者の関係性の密度は一層濃くなるだろう」
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【プロフィル】黄茂雄
こう・しげお 慶大経卒。米ペンシルベニア大ウォートン・スクール修了。1971年、総合電機メーカーの東元電機入社。91年董事長。2007年4月から親会社に当たる東元集団の会長。台湾出身。