ANAHDの狙いは、支援を通じてスカイマークの羽田発着枠(1日36往復分)を自社の影響下に置くことだ。羽田に就航する新興航空会社は4社あるが、スカイマークへの出資が実現すれば全社がANAHDの資本を受ける。傘下の全日本空輸と出資する新興航空会社を合わせたANAHD陣営の羽田発着枠のシェアは、現状の5割強から約6割に上昇する。
こうした事情もあり、国土交通省はANAHDがスカイマークに出資する場合は期限を区切ることも検討している。これに対しANAHDには「航空会社の再建には時間がかかる。期限を設定されたら、たまらない」との声もあり、今後の課題となる可能性がある。