アサヒビール、キリンビール、サッポロビールのビール大手3社は22日、東京都の一部地域で、6月からビールや清涼飲料の共同配送を始めると発表した。トラック運転手の不足や、物流コスト上昇などの問題に、3社が協力することで効率化を進める。アサヒとキリンが2011年から実施している共同配送にサッポロが加わる。物流拠点から小売店までの小型車を使った配送が対象。足立、台東など6区で開始し、今年秋には都内の他のエリアに広げる。
今回の共同配送で、二酸化炭素(CO2)の排出量を年間で従来比約18%減の計約137トン削減できるという。