百貨店プランタン銀座内にオープンしたニトリの新店舗=24日午前、東京都中央区【拡大】
家具大手のニトリホールディングスは、大都市の中心部への出店を強化する。24日に、東京・銀座の百貨店プランタン銀座に新店舗をオープンしたのに続き、年内には、大阪・心斎橋周辺にも出店する計画を明らかにした。このほか、東京・新宿や渋谷などでも出店を目指す方針。都市部出店で、ブランドイメージの引き上げを図り、トータルの販売増につなげる戦略だ。
「ニトリプランタン銀座店」の売り場面積は約1500平方メートル。通常の店舗の3分の1程度だが、若い女性向けにデザイン性を重視した雑貨や小物類を数多く取りそろえた。オープニングイベントで、似鳥昭雄社長は「銀座は日本一華やかで、世界の一流が来る場所だ。従来のニトリから変身しておしゃれさを打ち出し、若い女性を引き寄せたい」と語った。
ニトリはこれまで郊外を中心に出店してきた。しかし、今年2月に東京・池袋に初めて都市部へ出店、若者を中心に顧客層が拡大し、販売も好調なことから、本格的に都市部出店を進める。郊外店は車での来店を前提としているが、都市部では車を保有しない消費者も多く、都市部出店で、そういった消費者への販売も強化する。