求められる人材像は(1)柔軟性がある方。特に東南アジアのお客さまからは突拍子もない注文や、急な変更などが寄せられるのが常です。毎日のサプライズを楽しめる心の持ち主が向いています(2)ホスピタリティー精神があり仲間と協調して動ける方。相手が求める半歩先を想像できる感性が必要です。自分の持ち場だけではなく、旅行者の行動スタイルを捉えて次にサポートすべきことは何かを察知し、チーム力で乗り越えようという考え方が必要です。
今、北海道では、それぞれの地域の人たちの課題として、受け入れ体制の整備が急務となっています。
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【プロフィル】かとうけいこ
かとう・けいこ 1963年北海道足寄町生まれ。観光と食のコーディネーター。日本初のガーデニング新聞「花新聞ほっかいどう」初代編集長などを経て、まちづくり観光デザインセンター代表。仕事と並行し北海道大学農学部大学院共生基盤学専攻博士課程で学ぶ。大3大1の子供あり。