鹿島、17年度に経常益650億円超 新中計、単体の建設事業強化 (1/2ページ)

2015.5.13 05:00

 鹿島は12日、2017年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画を発表した。中核事業である同社単体の建設事業を強化することに加え、事業領域を拡大することで17年度に連結の売上高1兆7500億円程度、経常利益650億円以上、有利子負債3700億円以下、株主資本利益率(ROE)8%以上の達成を目指す。

 今回の計画では、20年度までのグループの中期的な方向性も示し、(1)単体の建設事業の利益率向上(2)先駆的な建設・サービスの提供(3)グループ経営基盤の確立-の3つを基本方針とし、20年度に連結経常利益850億円以上とする目標も掲げた。

 鹿島単体の建設事業は売上高1兆円程度の規模を維持しつつ、グループ経営を強化。医薬品や環境・エネルギー分野などの事業拡大も行い、20年度には土木・建築とも業界トップ水準を実現する、としている。

不採算の案件の消化について「メドがついた」(経営企画部)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。