中元商戦本格化、差別化で知恵絞る 高額品拡充とスマホ連動 (2/3ページ)

2015.5.19 06:39

中元商戦がスタートし、浴衣姿で接客する高島屋大阪店の販売員=13日、大阪市中央区

中元商戦がスタートし、浴衣姿で接客する高島屋大阪店の販売員=13日、大阪市中央区【拡大】

 そごう・西武は、接客での丁寧な説明を一層強化している。西武池袋本店では22日の売り場開設を前に、お茶を使ったジェラートやロースハムなど重点商品の試食会を販売スタッフ向けに初めて実施した。実際に味を確かめることでセールストークを強化し、販売増につなげる。

 今年の中元商戦で特徴的なのは、直営店舗以外での販売対応を強化する動きだ。中元を贈る習慣が浸透していない若年層の需要を、新たな販売チャンネルで掘り起こすのが狙い。

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)はネットでの予約を昨年より約2週間早い15日に開始。また、JR東日本の子会社と提携し、駅構内にあるコンビニエンスストア「ニューデイズ」で中元の注文を受け付けるサービスを6月4日に始め、通勤時などに利用しやすくする

 スマホの活用で顧客層の拡大を急ぐのが、大丸松坂屋百貨店を運営するJ.フロントリテイリングと高島屋。カタログの商品画像などをスマホで読み取ると通販サイトに移行したり、産地や生産者の情報を閲覧できるサービスを提供している。自宅で商品をじっくり選びたい消費者の需要を取り込む戦略で、高島屋はネット経由の売り上げを前年比26%増と見込んでいる。

総合スーパーでは、イオンやイトーヨーカドーが…

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