NHKは29日、記者の指示によるやらせが指摘された報道番組「クローズアップ現代」の問題を受けた再発防止策をまとめた。匿名インタビューの放送前には、内容の真偽などを確認するチェックシートの活用を関連団体を含むすべての制作現場に広げる。また、番組制作上の確認項目を文書で記録する取り組みを「クロ現」から導入する。
匿名インタビューに関するチェックシートは、匿名化の必要性や取材先の情報などの9項目について、担当者や上司らが協議しながら利用。報道現場では5月1日に導入済みで、今後はニュースや報道番組に加え、「あさイチ」などの情報番組でも活用する。
放送前の試写や、制作現場とは独立した考査の体制も充実させる。NHKは今年秋に関係部署で勉強会を開き、再発防止策の浸透度や改善点について検証を続けるという。