流通企業の一部で、これまでとは違う形態の店舗を創出し“イメージチェンジ”を図ろうという動きが相次いでいる。
総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するドンキホーテホールディングス(HD)は29日、同社としては初となる高級業態「プラチナ ドン・キホーテ」を東京都港区白金台にオープンした。高級住宅地のため、街の景観に配慮して、外観は白と金色を基調とした落ち着いた雰囲気に統一した。従業員の制服やレジ袋も既存のドン・キホーテ版から変更し、違いを打ち出した。
プラチナ ドン・キホーテでも日用品や雑貨の割安感という既存店の強みは維持。三重県の松阪牛専門店「朝日屋」がテナントとして入店するなど高級食材の品ぞろえも充実させた。開店の30分前から並んだという東京都品川区在住の主婦、神谷節子さん(68)は「この辺りはスーパーも少ないので、定期的に買い物に利用してみたい」と話していた。同店で年商25億円を目指す。