日立製作所は11日、投資家向け説明会を開催し、2018年度に車載向け機器事業の売上高(国際会計基準)を1兆2000億円(14年度は9369億円)とする目標を明らかにした。営業利益率も7.3%(同5.1%)に引き上げる。電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池などの販売を伸ばす。
また、水処理や産業プラントなどのインフラ事業も18年度に売上高を1兆円(同7908億円)、営業利益率を8%(同3.7%)とする目標を明らかにした。情報・通信システム部門とインフラ事業の連携を強化。ITを活用した付加価値のある提案で事業を拡大する。
日立は鉄道システム事業でイタリアのフィンメカニカの鉄道関連子会社2社を買収する。アリステア・ドーマー執行役常務交通システム事業グローバル最高経営責任者(CEO)は「営業拠点や製品を補完できる」と述べた。また、高速車両を大量受注している英国で従業員を現在の350人から1700人に増やす方針も明らかにした。