三井物産やきちりなどが共同で展開する複合施設「EATALY(イータリー)」の記者会見=15日、東京都港区【拡大】
三井物産は15日、イタリア大手小売・外食のイータリー・ディストリブジオーネと外食チェーンのきちり(東京都渋谷区)と合弁会社を設立し、イタリア食材やレストランの複合施設を日本国内やアジアで展開すると発表した。
イータリーは手作り感のある生ハムやチーズ、オリーブ、ワインなど食材を中心とした複合施設をトリノやニューヨークなど世界23都市で展開している。
日本では日本法人による直営展開が不振で、三井物産などが設立した新会社を通じ直営からフランチャイズ方式に切り替え、新たなイタリア食材の楽しみ方を提案するレストランなどでブランド再生に挑戦する。
新会社の資本金は4億円。三井物産が63.5%、きちりが34%、イータリーが2.5%出資。
当面、百貨店で展開し2017年に中規模店、18年に旗艦店を出店。卸売りやネット販売も含め20年に売上高50億円を目指す。三井物産は「イタリアンの展開を機に和食の世界展開にもつなげたい」と食品事業を強化する方針。