都内のショップで東芝の4Kテレビを見る男性=6月26日(AP)【拡大】
4Kテレビのシェアで国内トップのソニーは、CDを上回る音質が楽しめる「ハイレゾ」に対応した「ブラビア」の新製品7機種を発売。「売れ行きは好調だ」(担当者)という。パナニックは9機種、シャープも前年の夏商戦の倍以上の7機種を投入した。BCNは「大型モデルでの4Kは当たり前になってきた」と分析する。
4Kテレビ関連のサービス拡大も、普及の追い風になっている。
フジテレビは4K番組のネット配信第1弾として、世界文化遺産の登録が決まった長崎市の端島(はしま)炭坑(通称・軍艦島)をテーマにしたドキュメンタリーや、東京都内のイルミネーションスポットを紹介する番組を配信。フジテレビと中国が共同制作した1話完結型のドラマ「不可思議的夏天」も近く配信する。これらの番組は、フジテレビの動画配信サービス「フジテレビオンデマンド」の有料会員が視聴できる。
地上波ではまだ4Kのテレビ放送の予定はないが、光回線を利用した「ひかりTV」が昨年から4K番組の配信を始めたほか、衛星放送のスカパーJSATは今春、4Kの専門チャンネルを開設した。BSでは来年試験放送を始める予定だ。
今秋、日本に進出する米動画配信大手のネットフリックスも4Kコンテンツをそろえる。
液晶テレビの買い替え需要を狙うメーカー各社は今夏のボーナス商戦で、こうしたネット映像にも対応できる新製品を相次いで発売している。