新規開店した、三陽商会の新ブランド「マッキントッシュ・ロンドン」の店舗=14日午前、横浜市の京急百貨店【拡大】
アパレル大手の三陽商会は14日、英高級衣料品ブランド「マッキントッシュ ロンドン」の初店舗を横浜市にオープンした。6月30日で45年にわたる販売ライセンス契約が切れた英高級ブランド、バーバリーの後継製品として位置付ける。百貨店を中心に9月にも263カ所の売り場を確保し、2018年12月期には200億円を売り上げたい考えだ。
1号店は横浜市港南区の京急百貨店内にオープンした。45歳以上の男女を主なターゲットに、上質な素材を使った多彩な色のコートやスーツ、バッグなどをそろえた。価格は紳士向けスーツで10万円台半ばと、バーバリーと同程度に設定している。
永井英明マッキントッシュ事業部長は「幅広い品ぞろえで顧客ニーズに応える」と話し、商品ラインアップの充実に努めていく考えを示した。
バーバリーは、三陽商会の売上高の2~3割を占めていたとみられる。同社は屋台骨を支えてきたブランドがなくなることで、16年12月期の営業損益が7期ぶりに20億円の赤字に転落するとみている。
しかしマッキントッシュロンドンが目標通りの販売を達成すれば、翌年には黒字回復する見通し。今後は「ポール・スチュアート」「エポカ」といった他の主力ブランドを含め、バーバリーの販売終了で浮いた経営資源をいかに配分するかが重要となりそうだ。