【トップは語る】白鳥製薬社長 ジェネリック医薬品に注力、創薬も挑戦 (1/2ページ)

2015.7.24 05:00

白鳥製薬白鳥豊社長

白鳥製薬白鳥豊社長【拡大】

 □白鳥製薬社長・白鳥豊さん(64)

 --2016年に創業100周年を迎える

 「(日本は開国以来)医薬品の多くをドイツをはじめとする海外からの輸入に頼っていた。ところが第一次世界大戦でドイツが敵国になり、カフェインが入手できなくなった。そうした中、当社の創業者が日本で初めてカフェインの工業生産に成功し、1916年に会社を興した。天然、合成カフェインは今でも当社の主要製品だ」

 --今後注力する事業は

 「原薬(医薬品の有効成分)、中間体、機能性有機化合物の受託製造に加え、ジェネリック(後発)医薬品の開発を中期的な収益基盤にしていく。政府は医療費抑制のために2020年度末までにジェネリック医薬品の使用率を欧米並みの80%に引き上げる考えだ。(特許切れの先発薬など)長期収載品が減り、ジェネリック医薬品に置き換わっていくのは、われわれにとって追い風だ」

 --新分野に挑戦している

 「当社はGMP(医薬品の製造・品質管理に関する基準)に対応した提案型の受託製造を行ってきたが、医薬品メーカーとして創薬を手掛けたいという夢がある。重点を置いているのがアルツハイマー型認知症で、抗体を用いた診断薬の開発にバイオ企業と共に着手した。さらに治療法が確立していない『アンメット・メディカル・ニーズ』の領域で新薬開発を手掛けていく」

 --経営の信条は

 「副社長時代の1994年に『全役職員、誠義感を心がけ、当たり前のことを当たり前のように実践行動しよう』という経営理念を定めた。『誠』はお客さまやステークホールダーに対し、また社員同士で嘘をつかないこと。『義』は、それが正しい道かどうかをよく考えること。『感』は、人の痛みや苦しみを理解することだ。人生は死ぬまで未完。挑戦し続けることが大切だ」

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