中国航空工業集団(中航工業)傘下の西安飛機工業が製造したボーイング737新型機向け垂直尾翼の3000台目が7月下旬、米シアトルで本体に取り付けられた。米ボーイングによると、同社は現在、B737の新型旅客機を毎月42機製造しており、そのうち28機の垂直尾翼が中国製だ。
ボーイング商用航空機のサプライヤー管理部門で調達を担当するジョン・バーン副社長は「西安飛機など中国の部品メーカーの活躍で、わが社は過去4年間で生産能力が33%高まった」と説明した。
実際、西安飛機は5年にわたり納期を100%守り、その優れた品質と納品ペースが認められ、ボーイングが部品メーカーに与える優秀賞を3年連続で獲得している。
西安飛機が納品した3000台目の垂直尾翼は7月27日、中国の航空会社、海南航空の注文で製造中の機体に取り付けられた。西安飛機はこのほか、B737MAXの垂直尾翼と内側フラップも生産しており、こうした新機種は、2017年から顧客に引き渡されるという。
西安飛機は30年以上前からボーイングとの提携を開始し、1984~99年にB737の旧型機向け垂直尾翼を600台生産。97年には新型機向けの垂直尾翼を初めて納品している。
現在、中国製部品が使用されたボーイング機は世界で8000機以上就航。737以外に、747、767、777、787にも中国製が使用されているという。(中国新聞社)