利益水増し問題を受けて経営体制を刷新する東芝が、社外取締役にアサヒグループホールディングスの池田弘一相談役(75)と、資生堂の前田新造相談役(68)を迎える方向で調整していることが14日、分かった。
就任を要請していた三菱ケミカルホールディングスの小林喜光会長(68)=経済同友会代表幹事=も受諾する見通し。有力企業のトップとして経営に携わった人材を取締役にそろえ、監督機能を強化する狙いだ。
東芝の社外取締役4人は現在、大学教授や元外務官僚らで、大企業の経営の経験者はいない。今秋からの新体制で社外取締役を増員し、取締役会の過半数にする方針で人選を進めてきた。
経営の経験が豊富な池田氏らのほか、問題の再発防止を踏まえて、元最高裁判事の古田佑紀弁護士(73)、公認会計士の野田晃子氏(76)も起用する方向だ。