不動産経済研究所(東京)が18日発表した7月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)のマンション発売戸数は前年同月比13・3%増の4785戸となり、7カ月ぶりの増加に転じた。都心、郊外とも大型物件発売が相次いだため。新築マンション市場は消費税増税の影響で冷え込んでいたが、ようやく持ち直しの兆しが見え始めた。
7月の大型物件は、都内では品川区、神奈川県では武蔵小杉、埼玉県では浦和など人気エリアでの発売が目立った。発売戸数では埼玉県が前年同月比3・8倍と大幅増。神奈川県も7・3%増となった。
1戸あたりの平均価格も高額物件の発売が多かったことに加え、人件費など建築コストの上昇もあって、7・6%高の5953万円となり、17年半ぶりの高水準を記録した。
同研究所は「売れる物件の数が揃い始めており、低調だった市況が変わりつつある」と分析している。