【さかもと未明のおしゃれは男のマナー】礼服（７）燕尾服で真の国際派に (2/2ページ)

　◆品質や小物で差

　ここまで特別感を出してそろえるのですから、靴は内羽根式の黒のプレーントゥでもいいですが、エナメルの黒のオペラパンプスを探してみましょうよ。さらに素敵なステッキも用意して、いつでも淑女のお相手ができるよう、ダンスの基本ステップくらいは覚えていただきたい●

　フォーマルは、上に行くほど自由度が減りますが、だからこそ品質や小物のセレクトで差が付きますし、同じ格好だから紳士ご自身の持つ品位が丸見えなわけです。そして男の中身と教養が問われる社交の戦場に突入というわけ。大変だけど、ぜひともそんな社交の場へのパスポートを着こなし、世界を動かすビジネスマンになってくださいね●

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　経済のグローバル化には日本の企業戦士たちのファッションセンス向上も必要不可欠の要素。そこで多彩な才能で活躍するさかもと未明さんが、ベスト、シャツ…とアイテムごとに月２回（随時掲載）、ビジネスマンのファッションコーディネートを指南します。連載終了時にはあなたも立派なダンディーに変身！？

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【プロフィル】さかもと未明

　さかもと・みめい　漫画、エッセイ、ルポルタージュ、小説、評論の執筆、テレビのコメンテーターなど活躍の場を広げるが、２００６年に膠原病を発症。難病認定をきっかけに歌手活動を開始。書籍に「マンガ・ローマ帝国」（講談社）、「神様は、いじわる」（文藝春秋）、最新刊は「まさか発達障害だったなんて」（ＰＨＰ新書）、ＣＤに「Ｌａ　ｍａｇｉｅ　ｄｅ　ｌ’ａｍｏｕｒ」「青い伝説」（２４ＪＡＺＺ　ＪＡＰＡＮ）などがある。横浜市生まれ。

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