三菱重工業などが出資する米ベンチャーが開発中の空中浮体式風力発電設備【拡大】
来年にも実用化されるが、当初、可能な出力は30キロワットとされる。浮かべられる重量での大型化が難しいからだ。風車の軽量化などに取り組んでおり、将来的には200キロワットまで出力を引き上げる計画だ。
風力発電で、地上より強い風が吹いている場所を活用するという発想に関しては「洋上」の市場が拡大している。洋上風力発電については、三菱重工や日立製作所、東大などが福島県いわき市で大規模施設を今年6月に完成させた。産学で国から受託した実証研究が目的だ。
もっとも、空中が実用化されても巨大な風車を設置できる洋上とは異なり、山中などの僻地や災害時の小規模な活用が中心になりそうだ。