カッパ・クリエイトホールディングスの新業態「鮨ノ場」の内観イメージ【拡大】
同社によると、回転ずし店では回転レーン上から料理を取る来店客の比率は2割にとどまり、残りはパネルの操作などで好みの品を注文している。このため回らない店では、回転する店で生じる食材の廃棄ロスを減らす効果が見込めるという。
回らないすし店の都心部での展開で先行したのがスシローだ。水留浩一社長は「大きなチャンスが眠っている」として都心部の開拓を急ぐ。東京の中目黒と赤坂見付、新橋に出店したツマミグイでは、つまみや日本酒などのメニューを充実させ、来店頻度の少なかったサラリーマンや女性グループの取り込みにつなげている。
郊外型店舗の出店が飽和状態に近づく中、ほぼ手つかずだった都心部での需要を新業態で掘り起こそうとする動きが今後、大手チェーンで広がりそうだ。
■大手回転ずしチェーンの「回らないすし」新業態
◆あきんどスシロー
「ツマミグイ」
・東京の中目黒、赤坂見付、新橋で3店展開
◆カッパ・クリエイトホールディングス
「鮨ノ場」
・1号店を9月18日に東京・青山にオープン。2019年までに都心部を中心に100店展開