フォルクスワーゲンとの提携解消で会見するスズキの鈴木修会長(右)と鈴木俊宏社長=30日午後、東京都千代田区【拡大】
スズキは30日、独フォルクスワーゲン(VW)との資本・業務提携が解消する見通しになったと発表した。国際商業会議所(ICC)国際仲裁裁判所が29日に、スズキが求めていた提携契約の解除を認める判断を下した。スズキは、VWの保有するスズキ株(議決権ベースで19.9%)を市場価格で買い戻す方針で、28日の終値で計算すると4600億円程度になる。
鈴木修会長は30日、東京都内で記者会見し「結論に満足している。仲裁を申し立てた最大の目的を達成することができた」と述べた。
同裁判所は、スズキのVWに対する通知で2012年5月に契約が解除されたと認定し、VWに対し保有するスズキ株をスズキに売却するよう命じた。
ただVW側が主張するスズキの契約違反の一部も認めたため、引き続き同裁判所で審議するという。