カタールで実証実験が進められている未来機械の太陽光パネル清掃ロボット(未来機械提供)【拡大】
ファンドは未来機械の第三者割当増資を引き受けるほか、量産化に必要な資金など計1億円程度を投資する。
未来機械は2016年度に1台当たり200万~300万円で商品化し、21年度に1000台を販売する計画だ。
ファンドは投資対象として未来機械を含む10社前後を年内に選び、運用額を50億円以上に引き上げる方針。最終的には20~40社に投資し、ユーグレナなどが人材派遣や共同研究などで事業を支援した上で、相乗効果のある企業への事業売却や上場につなげたい考えだ。
ユーグレナの永田暁彦取締役は「世界の産業を支える技術を生み出すベンチャー企業の育成に注力したい」としている。