この特殊な映像を作るため、撮影では、数十台のカメラを使って静止画世界を描く「タイムスライス」や実際に物があるように動く「パントマイム」などの手法を活用して制作された。
徒競走のシーンは実在する幼稚園を借りて撮影が行われた。よりリアルな映像を作るため、CG(コンピューターグラフィックス)や多重合成も使った。完成まで、撮影後3週間かけて仕上げた。
今回、ママの気持ちをうまく表現した吉瀬さんも一児の母親。撮影時には「自分の娘が走っているところを想像してドキドキしながらカメラを握った」と話す。今回のCMでは、母親としての吉瀬さんが映像に反映されている。
そんな吉瀬さんだが、プライベートでも子供の日々の成長をカメラにおさめている。「私は親に写真をあまり撮ってもらっていないので、娘にはたくさん撮ってあげたい」という。
いつもは凛(りん)とした役柄の多い吉瀬さんだが、今回のCMから優しさにあふれた母親の素顔が垣間見える。娘さんはまだ2歳だが、もう少し大きくなれば、実際に吉瀬さんが運動会でシャッターを押す日も近そうだ。