Tポイントの連携拡大で会見する左から、ニシャード・アラニすかいらーく執行役員、玉巻裕章ファミリーマート常務執行役員、今井康之ソフトバンク専務、村口伸一Tポイント・ジャパン会長、杉浦敬太TSUTAYA常務=7日、東京都港区【拡大】
ソフトバンクは7日、すかいらーく、TSUTAYA、ファミリーマート、Tポイント・ジャパンと連携し、自社の提携電話契約者がポイントカード「Tポイント」が3倍になる店舗を10月9日から全国1万4000店強に拡大すると発表した。8月にファミマとの間で実施していたサービスにすかいらーくの「ガスト」約1390店と「TUTAYA」約1450店が加わる。
Tポイントは国内最大のポイントカードで、利用者5477万人、提携企業125社43万店強。Tポイント・ジャパンの村口伸一会長は「共通カード大手の強みを生かしたい。(今回の連携の効果を)分析しつつ、5社、6社に増やす企画ができればと思う」と今後の連携拡大に期待を寄せた。
Tポイントカード利用時の支払いにソフトバンクのクレジットカードを利用する場合はポイントが4倍または5倍(オプションサービス利用時)になる。
ソフトバンクは昨年、自社のポイントカードをTポイントに変更し、ファミマとの連携により「携帯電話契約者の満足度が3割向上した」(今井康之ソフトバンク専務)。