三菱重工業は8日、10月に分社化する長崎造船所(長崎市)で手がける造船事業の2子会社の名称を決定したと発表した。LNG(液化天然ガス)運搬船など製造する船舶建造事業会社を「三菱重工船舶海洋」とし、船の部材となる船体ブロック事業会社を「三菱重工船体」とする。いずれも本社は香焼工場内(長崎市)に設置する。分社化でコスト競争力を高める。
三菱重工船舶海洋は三菱重工の連結子会社MHI船海エンジニアリングを承継会社として発足し、LNG運搬船やLPG(液化石油ガス)運搬船を建造する。三菱重工船体は、三菱重工が100%出資する準備会社を設立後に承継させ、大型客船ブロックに特化し外販も行う。
また、三菱重工は同日、同じく10月に分社化する工作機械事業の子会社の名称も発表した。「三菱重工工作機械」とし、本社を滋賀県栗東市に置く。製造と販売を一体化させ、グローバル市場で競争力を高める。