食品各社が、長年親しまれてきたロングセラーの定番商品を相次いでリニューアルしている。ブランドイメージの刷新で若年層などを中心に新たなファンを獲得し、さらに長期にわたる人気継続につなげる狙いだ。
江崎グリコは、現在約30カ国で年間約5億箱が販売されている主力のチョコレート菓子「ポッキー」が、今年で発売50年を迎えるのに合わせ、1日に製法を変えて売り出した。刷新に合わせて値上げし、店頭想定価格は従来の154円から162円としたものの、プレッツェル(棒状の焼き菓子)の粉っぽさを抑え、食感を高めたことなどをアピールして浸透を図る。
明治は、スナック菓子の「カール」を大幅に改良して7月28日に発売した。製造工程を見直し、ふっくらサクサクした独特の食感を高め、かんだときに歯の裏にくっつきにくくした。商品キャラクターの「カールおじさん」を使った販促活動も展開。往年のファンに加えて、ダイエット志向で普段はスナック菓子をあまり食べない若い女性層の取り込みも狙うという。