【VW排ガス不正問題】独検察、VW前会長を詐欺容疑で捜査開始 独政府は「報道まで問題を把握せず」 (1/2ページ)

2015.9.29 01:09

フォルクスワーゲンのウィンターコルン前会長(ゲッティ=共同)

フォルクスワーゲンのウィンターコルン前会長(ゲッティ=共同)【拡大】

 【ベルリン=宮下日出男】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の不正な排ガス規制逃れ問題で、独北部ブラウンシュワイクの検察当局は28日、引責辞任したマルティン・ウィンターコルン前会長兼最高経営責任者(CEO)に対し、詐欺容疑で捜査を開始したと発表した。

 捜査は複数の告発を受けたものだが、前会長は辞意表明した23日、「不正行為は認識していない」と述べている。

 一方、独運輸省報道官は28日、VWの不正について政府は報道されるまで把握してなかったと強調。VWには問題車両について、不正ソフトウエアを使わずに排ガスの規制基準を満たす具体的計画を10月7日までに提出するよう求めたことを明らかにした。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。